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今話題の協働ロボットとは

最近、作業現場で時々耳にするようになった協働ロボットとは何でしょうか?

協働ロボットとは、簡単に言うと人間と一緒に作業することができる安全なロボットのことです。。従来の産業用ロボットは、大抵は危険な作業、または単純な作業を行うことが専門であり、人間と一緒に作業することは稀でした。それに対して協働ロボットは、通常は人間が単独で行う作業を協力して行うことができます。

協働ロボットの大きな特徴は、人間と一緒のスペースで作業をすることができるため、作業効率が向上し、人間の負担軽減をすることが可能です。また、センサー技術やビジョンを使い、人間の存在や動きを検知することができます。そのため、作業の危険予防ができます。そのため、医療など、人間との共同作業が不可欠な仕事でも活用されています。

産業用ロボットと協働ロボットの主な違いですが、大きく挙げられるのは人間との共同作業が可能かどうかということです。主に、以下の点です。

1.共有する作業スペース
産業用ロボットは固定された作業スペースで動作することが前提です。それに対して協働ロボットは人間がいるスペースに近づいたり入ったりしても安全です。

2.センサーやビジョン
協働ロボットは周囲の状況を検知するセンサー、ビジョンを搭載しています。それにより、人間との接触や衝突を避ける機能が強化されています。

3.操作性
産業用ロボットは専用の操作パネルを操作することが一般的ですが、協働ロボットはタッチパネルなど、使いやすい操作ができます。

4.費用
協働ロボットは、人間との共同作業を可能にするための安全性や操作性などに高い技術が必要です。したがって、産業用ロボットよりも費用が高いのが一般的です。

では、協働ロボットが生産性を向上させるのはなぜでしょうか。

その理由として一番に考えられるのは、人間とロボットの組み合わせです。
協働ロボットは人間と一緒に作業することができるため、お互いの得意分野を合わせることができます。すなわち、ロボットに単純作業を任せる一方で人間が高度で複雑な作業を担当すれば、その相乗効果で作業の効率化を実現できます。

また当然、ロボットは自動的に作業を行うため時間を大幅に短縮できます。人手不足の心配もありません。

さらにロボットなら正確性が期待できます。人間が作業を行う場合は時間が経過するにつれスピードが遅くなりますし、ミスも増えてきます。また適度な休憩も必要です。労働時間は1日8時間までであり、24時間続けて労働することは絶対にできません。もちろん365日労働をすることもできず、休日が必須です。ロボットの場合、24時間365日の勤務も実現可能なのです。

最後に、これらに加えロボットは人間が苦手な高温や低温の環境での作業、高所や狭いところ、天井が低いところなど危険な場所での作業などができるのです。

これらのため、人間が単体で行う作業と比べて、効率が大きく改善されます。

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